保守点検に使用できる
医薬品注入器検査装置

ポンプセーフは「輸液ポンプ」と「シリンジポンプ」両方の保守点検に使用できる医薬品注入器検査装置です。流量計測と閉塞圧計測が、連続して正確に行えます。

医療機器の保守点検・安全使用に
関する体制について

医療機器の保守点検は医療機関の業務であり、自ら適切に実施しなければならないと医療法で定められています。
輸液ポンプ・シリンジポンプは、高度管理医療機器(クラスⅢ)に分類され、特定保守管理医療機器に指定されているため、日常の保守・定期点検を確実に行わなければならない医療機器に該当します。

国内初JIS規格(JIS T 0601-2-24:2018)に基づく計量方式

流量はJIS T 0601-2-24 と同様の原理で計測します。
ロードセルによる重量計測法(JIS規格)を採用したポンプセーフを使用することで、輸液ポンプ・シリンジポンプの流量計測や閉塞圧計測が高精度で簡単に行えます。

※JIS T 0601-2-24 : 医用電気機器-第2-24部 : 輸液ポンプ及び輸液コントローラの基礎安全及び基本性能に関する個別要求事項

付属の専用PCアプリ

専用PCアプリケーションソフトが付属しており、本体保存の計測データ(100件)をPCへCSV形式で書出し可能です。
ポンプNo.と計測データ(計測日時、モード、対象など)計測条件、計測結果が紐付けされます。

対話形式の簡単操作、見やすい画面

解り易い日本語表示、そして見易い大画面、4.3インチカラーディスプレーを搭載しております。

3つの計測モード

ポンプセーフには、流量/閉塞圧/流量&閉塞圧の3つの計測モードがあります。
流量、閉塞圧はそれぞれ単独で検査が可能です。
また、流量&閉塞モードにて、自動切替で簡単に両方の検査が可能となっております。

適切な計測時間を自動設定

計測条件(時間)で「おまかせ」を選択すると、計測流量をもとに最適な計測時間を設定します。
計測が終わったらポンプセーフは結果を基にOK/NGを自動判定。多忙な医療現場で強い味方になります。


赤:シリンジポンプ  灰:輸液ポンプ

高い信頼性を保証

安心の国内生産、国内校正 高精度の計測方式

医療機器製造販売届出品

一般的名称 : 医薬品注入器検査装置
定義 : 医薬品注入器(輸液ポンプ、注射筒ポンプ、点滴コントローラー等)の正常機能を検査するために用いる装置・機器をいう。通常、流速、ボーラス、アラーム機能等を確認するために用いる。

簡単メンテナンス

主な仕様

計測チャンネル数 1
計測モード 流量/閉塞圧/流量&閉塞圧
計測対象
流量 流量計測範囲 1〜300 ml/h
流量表示分解能 0.001 ml/h
流量計測精度 読み値の±1%(流量20ml/h 以上且つ積算量20ml以上の場合)
閉塞圧 圧力計測範囲 0〜300kPa
圧力表示単位 kPa,mmHg,psi(表示切替可)
圧力計測精度 ±1% F.S.[25℃]
表示範囲 流量表示範囲 000.000〜999.999 ml/h
圧力表示範囲 000.0〜999.9 kPa
積算量表示範囲 -999.99〜999.99 ml
本体 寸法 150(幅)×200(奥行)×280(高さ)mm(突起部/可動範囲を含まない)
重量 約2.5kg
筐体材質 ABS樹脂
ユーザー
インターフェイス
表示サイズ 4.3インチ(95×54mm)/180×272dot
表示言語 日本語
操作 抵抗膜式タッチパネル
電源スイッチ ロッカースイッチ
電源 ACアダプター 入力:AC100V(50/60Hz) 0.4A
コネクター 電源 DCジャック
USB TypeB
販売名 ポンプセーフ HPS-1000
一般的名称 医薬品注入器検査装置
医療機器届出番号 07B3X10008000001