COMPANY
社名 | 林精器製造株式会社 |
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創立 | 1921(大正10)年4月15日 |
代表者 | 代表取締役社長 石井 廣文 |
役員 |
業務執行取締役 大沼 孝 業務執行取締役 高橋 良治 取締役 渡辺 英雄 監査役 三部 香奈 (非常勤) |
資本金 | 9,000万円 |
事業内容 |
1.腕時計側(ウオッチケース)製造 2.精密金属部品製造 3.めっき・各種表面処理 4.FA 装置の設計・製作 5.医療用具・機器の製造 |
所在地 |
須賀川本社事業所 (企画管理部) 〒962-0001 福島県須賀川市森宿字向日向45番地 TEL:0248-75-3151 FAX:0248-73-3227 須賀川事業所 (精器事業部・多角事業部) 〒962-0001 福島県須賀川市森宿字向日向45番地 TEL:0248-75-3151 FAX:0248-75-4584 メカトロ事業部 〒963-6316 福島県石川郡玉川村大字竜崎字原作田27-1 TEL:0247-37-1480 FAX:0247-57-4280 表面処理事業部 〒963-0726 福島県郡山市田村町下行合字田ノ保下1-19 TEL:024-943-3061 FAX:024-941-6340 |
主な取引先 (順不同) |
セイコーウオッチ(株), セイコーインスツル(株), 盛岡セイコー工業(株), セイコーエプソン(株), カシオ計算機(株), (株)ニコン, 山形カシオ(株), (株)ホロン, (株)日立ハイテクサイエンス, (株)日本エム・ディ・エム, (株)ジェイテクト, (株)シマノ, (株)日立ハイテク |
敷地面積 |
須賀川本社事業所 土地38,122㎡ 建物(延床面積)11,922㎡ メカトロ事業部 土地56,400㎡ 建物(延床面積)5,574㎡ 表面処理事業部 土地6,524㎡ 建物(延床面積)3,950㎡ |
機械装置 | NC放電加工機,NCワイヤー放電加工機,三次元測定器,走査型電子顕微鏡,三次元CAD-CAMシステム,真空熱処理炉,連続焼鈍炉,熱間鍛造プレス機,マシニングセンター(同時5軸・割出5軸・3軸 全80台),円筒研削盤(STUDER・2台),NC施盤,複合旋盤,サーボプレス(300t),樹脂めっきライン,膜厚測定器,排水処理設備,アルマイト処理ライン,イオンプレーティング装置,等 |
従業員数 | 338名(男:243名 女:95名) [ 2024.04.01 現在 ] |
取引銀行 | みずほ銀行,東邦銀行,常陽銀行 |
GREETING
謹 啓
弊社は1921年4月15日、東京において腕時計の部品製造を創業事業として誕生しました。1943年、戦争の激化する中、終戦後腕時計側ケース製造を継続したいとの一念で、ここ須賀川市に専用設備の疎開を行い、2021年4月15日に創業100年の節目を無事迎えることができました。
これまでの幾多の試練や困難を乗り越えて事業を継続出来た事は、地域社会との共生、弊社へご発注いただけたお客様、株主様のご支援、そして従業員の強い意志の力によるものです。
社是「いいものをつくる」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災により、須賀川市所在の本社須賀川工場の約7割が倒壊または損壊するという甚大な被害を受けた時に、皆様からお寄せいただきました多くのご支援とご声援に報いる事への新たな決意の意味があります。
コロナ禍により不透明性、不確実性がますます増大する中、創業100年を機に先ずは原点に立ち返り、10年、20年先を見据え本業の腕時計側ケース事業の更なる強化伸展と、他事業の事業領域転換による新事業の創生を図ってまいります。同時に、100年企業としての有形無形の価値を再認識する事で、新たな目標を見出し、自らがその実現に向けて努力研鑽する事で次の未来へ事業を承継する事をお誓い申し上げます。
謹 白
代表取締役社長 石井廣文
PHILOSOPHY
林精器製造株式会社
HISTORY
1921年 | 大正10年 | 東京 亀戸に「林貴金属製作所」を創立、腕時計側の製造を開始 |
1924年 | 大正13年 | 東京 本所区(現 墨田区吾妻橋)に移転 社名を「林製作所」へと変更 |
1925年 | 大正14年 | 服部時計店(現 セイコーウオッチ株式会社)と取引開始 |
1929年 | 昭和 4年 | 火災により工場が全焼、尾久村に再建し社名を「林時計側製作所」へと変更 |
1936年 | 昭和11年 | 社名を「株式会社林時計側製作所」へと社名変更 |
1943年 | 昭和18年 | 社名を「林精器製造株式会社」へと変更 |
1944年 | 昭和19年 | 須賀川町 井毛町(現 福島県須賀川市大町)へ疎開 |
1945年 | 昭和20年 | 東京空襲で尾久工場が全焼、須賀川にて操業を再開 |
1958年 | 昭和33年 | 高級品のザラツ研磨に成功 |
1967年 | 昭和42年 | 東京 田端に建屋を新築し本社機能や一部工程などを集約 |
1968年 | 昭和43年 | 須賀川工場を須賀川市 森宿に移転 |
1977年 | 昭和52年 | 玉川工場を竣工 |
1980年 | 昭和55年 | 腕時計側年間生産量630万個を記録 |
1984年 | 昭和59年 | 本社を須賀川に移転 |
1986年 | 昭和61年 | カシオ計算機と取引開始 |
1995年 | 平成 7年 | 高級外装・モデル試作事業を譲り受ける |
1996年 | 平成 8年 | 多角化事業を拡大 |
1998年 | 平成 10年 | めっき事業を譲り受け郡山工場として稼働を開始 |
1999年 | 平成 11年 | 特品事業を譲り受け玉川工場内にて稼働を開始 |
2001年 | 平成 13年 | ISO14001全社認証取得 |
2003年 | 平成 15年 | コンプリート事業を開始 |
2005年 | 平成 17年 | ISO9001全社認証取得 玉川にクリーンルームを設置、精密機器組立を開始 |
2009年 | 平成 21年 | 玉川事業所が医療機器製造業許可を取得 |
2011年 | 平成 23年 | 東日本大震災により須賀川工場が被災、借受工場へ移転 |
2013年 | 平成 25年 | 新社屋を再建し須賀川本社事業所として操業開始、社是「いいものをつくる」を制定 |
2014年 | 平成 26年 | ISO13485認証取得(玉川事業所) |
2017年 | 平成 29年 | 医療機器「Tiハニカムメンブレン」の薬事承認取得が完了、販売開始 |
2017年 | 平成 29年 | 経済産業省「地域未来牽引企業」に選定 |
2018年 | 平成 30年 | 自社開発医療機器「PumpSAFE」が完成 |
2019年 | 令和元年 | 玉川事業所 第二工場 竣工 台風19号により郡山事業所にて水害が発生 |
2021年 | 令和 3年 | 創立100周年を迎える |
2022年 | 令和 4年 | 須賀川事業所 D棟 竣工 |
BUSINESS
林精器製造株式会社は、創業事業であるウオッチケースの製造で培った広範囲な精密金属加工技術をベースに、「精器事業」、「多角事業」、「表面処理事業」、「メカトロ事業」を展開しています。これらの機軸事業に加え、スポーツ器具部品、ロボットシステムインテグレーション、医療機器、次世代自動車部品と、民生品から先端技術製品に至るまで、様々な分野におけるものづくりに幅広く取り組んでいます。製品の設計・部品加工・表面処理・組立と、完成まで一貫した対応が社内で可能であることを強みとし、お客様のご要望に沿ったサービスを提供いたします。
今後も、これらの事業を拡大・発展させていくと同時に、環境保全活動、サービス・品質保証などに関しても全社を挙げて取り組み、地域や社会にとって有意義な企業であり続けるよう、誇りと責任を持ってものづくりを続けていきます。
当社が事業所を構える福島県は、医療福祉機器などに関連するものづくり技術の集積を目指した「うつくしま次世代医療産業集積プロジェクト事業」を推進しています。このような福島県の産学官連携体制は、文部科学省による都市エリア産学官連携促進事業において、『福島モデル』として高い評価を受けています。
当社はこのような体制や、福島県の郡山地域テクノポリス圏域に製造拠点を構えているという利点を活かし、県・市など自治体からの支援を活用した産学官連携型の開発事業にも幅広く取り組んでいます。
2016年には、福島県立医科大学と共同で開発を進めていた医療機器「Tiハニカムメンブレン」が完成したほか、2019年にはふくしま医療機器産業推進機構などの協力を得て自社開発を進めていた医療機器「HiMechs ポンプセーフ」の製品化も達成いたしました。
BASE FACTORY
QUALITY ENVIRONMENT
林精器製造株式会社は、社是に掲げる「いいものをつくる」の理念のもと、私たちが営む全ての事業活動においてお客様を始めとするすべての利害関係者に満足と信頼をいただける製品とサービスを提供します。 あわせて、自らの事業活動がもたらす環境側面と環境影響を評価し、リスクならびに脅威においては有効かつ継続的な改善手段を通して地球環境の保全に貢献し汚染の予防に努めます。
1.これらを実現するために、品質・環境に関わる目的・目標を設定し、その達成に努めます。
2.お客様の要求品質を把握し、その維持・向上を図ります。医療機器については、決定された要求事項への適合を確実にします。
3.事業活動のすべてのプロセスにおいて関連する法規制および同意したその他の要求事項を順守します。
4.当社の事業活動と品質・環境マネジメントシステムを一体で運用し定期的な内部監査およびマネジメントレビューの実施によりパフォーマンスの維持向上を図ります。
5.全従業員に対し、品質・環境に関する教育および意識の向上に努めます。
6.この方針は全従業員に周知すると共に利害関係者にも公開します。
2020年7月1日
林精器製造株式会社
代表取締役社長 石井 廣文
ESG
林精器製造株式会社は、社是「いいものをつくる」を基本にESGを通して持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
健康経営の取組み |
社員一人一人が心身ともに健康に働けるよう取り組んでいます。 |
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地域貢献活動の実施 |
地域・社会とのコミュニティを大切に取組んでいます。 |
地域産業の理解とものづくりの魅力発信 |
ものづくりの魅力を伝え、地域産業の理解を深めて頂いています。 |
人材教育の実施・資格取得支援 |
当社教育体系に基づき、通信教育・集合教育・外部セミナーへの参加 |
環境負荷低減活動 |
① 照明器具のLED化 |
豊かな社会の実現 |
より豊かな社会を実現するために、人権の尊重、差別・ハラスメント防止、従業員の安全衛生確保およびステークホルダー(顧客・従業員・地域等)から信頼を得る行動により持続可能な発展に取り組んでいます。 |
企業統治/ガバナンス |
企業倫理(経営理念)の遵守とコンプライアンス(法令遵守)の徹底を図り社会的責任を果たします。 |
CHEMICAL SUBSTANCES PROHIBITED PRODUCTS
当社は製品含有化学物質規制への対応のため、製品等における含有および製造工程での混入を防止すべき物質について、下記リンク先の一覧表の通り制定しています。
□ 製品含有禁止化学物質一覧(PDF)
[2023年7月1日現在]
AUTHENTICATION
ISO9001(全社) |
2005年全社取得 |
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ISO14001(全社) |
2001年全社取得 |
ISO13485(メカトロ事業部) |
2014年取得 |
医療機器製造業登録 (メカトロ事業部) |
2009年許可 登録番号:07BZ200024 |
第三種医療機器製造販売 業許可(メカトロ事業部) |
2018年許可 |
ニコン環境パートナー認定証 (メカトロ事業部) |
2021年取得 |
AWARD/SELECTION
「健康経営優良法人2024」に認定 | (2024年) | 詳細を見る |
「健康経営優良法人2023」に認定 | (2023年) | 詳細を見る |
「令和4年度 事業継続力強化計画」に認定 | (2022年) | 詳細を見る |
「健康経営優良法人2022」に認定 | (2022年) | 詳細を見る |
「健康経営優良法人2021」に認定 | (2021年) | 詳細を見る |
「PumpSAFE」が須賀川市工業製品に認定 | (2020年) | |
郡山事業所が「産業安全優良事業場賞」を受賞 | (2020年) | |
復興庁「岩手・宮城・福島の産業復興事例30」顕彰企業に選定 | (2019年) | |
「ふくしま健康経営優良事業所」に選定 | (2019年) | |
「ふくしま産業賞」福島民報社賞を受賞 | (2018年) | 詳細を見る |
「第54回献血運動推進全国大会」にて表彰 | (2018年) | |
「精密工学会ものづくり賞」を受賞 | (2018年) | |
「Ti骨プレート」が須賀川市工業製品に認定 | (2018年) | |
「健康づくり優良事業所2018」に認定 | (2018年) | |
「Tiハニカムメンブレン」が須賀川市工業製品に認定 | (2017年) | |
経済産業省「地域未来牽引企業」に選定 | (2017年) | 詳細を見る |
経済産業省中小企業庁「がんばる中小企業・小規模事業者300社」選定 | (2014年) | 詳細を見る |
「第4回ものづくり日本大賞」特別賞を受賞 | (2012年) | |
高級時計ケースが須賀川市工業製品に認定 | (2012年) | |
「第4回うつくしまものづくり大賞」を受賞 | (2011年) |